調停離婚とは、当事者であるご夫婦が家庭裁判所に申し立てることによって、調停という形で離婚を成立させる方法です。
どんなに議論を尽くそうと努力したとしても、協議離婚がまとまらない場合や、当事者のどちらかが話し合いにすら参加してくれない、といったケースも少なくありません。
このような場合には、家庭裁判所に申立し、調停離婚を開始することによって、離婚に向けた一歩を踏み出すことができるでしょう。
調停離婚は、家庭裁判所に申し立てをするものであるため、以下のような書類が必要となります。
・夫婦の戸籍謄本
・夫婦関係調整調停申立書
・年金分割のための情報通知書
この他にも、場合によっては必要になる書類もあります。ご自分の場合にはどの書類が必要となるのか、事前に調べておきましょう。
この調停離婚のメリットは、なんと言っても「第三者からの介入がある」点でしょう。
第三者である調停委員を介して調停を進めていくため、お互いに顔をあわせる機会がありません。そのため、直接話し合うと感情的になってしまう場合や、DVや不貞行為などの被害に遭った記憶が蘇るため会いたくないなどといった場合でも、安心して調停を進めることができるでしょう。
調停離婚によって、最終的に離婚の合意がなされた場合は離婚を成立させることができます。しかし、どちらが出席を拒否した場合や、これ以上調停を続けても無意味だと判断された場合には、調停不成立となります。
その場合は、審判離婚や裁判離婚など、次のステップに進むことになります。
滋賀総合法律事務所では、離婚のお悩みをはじめとして、相続、不動産、交通事故などのお悩みに、豊富な知識と実績から確かな答えを導きます。
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調停離婚に関するお悩みをお持ちの方は、お気軽に当事務所までご相談ください。
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